allan吉田の雑感少々 ←前の年 次の年→
1970年(昭和45年)

・歩行者天国、ウーマンリブ、SL。アサーッ、シラける、ウハウハ。冠婚葬祭入門。今日でお別れ、経験、走れコータロー、知床旅情。どですかでん、戦争と人間、家族、明日に向かって撃て。時間ですよ、8時だよ!全員集合、樅の木は残った、どっきりカメラ。ラムネ20円、電球70円、タクシー初乗130円。
・井草中学校第1学年文集「いちねん」より。
「深夜放送を聞く」

 ぼくは、いつも「遅ね遅おき」をしている。なぜか?別にこれといったわけはないが、早くねられない。何かしていたい。ラジオを聞きたい。毎日、そんなつもりで、九時、従事、十一時、十二時、おそい時には一時にもなる。もちろん朝は、つらい。いくら七時半に起きても、七時間の睡眠時間は少ない。わかってはいるけれど、何かしたくてたまらない。いつも絵を書いたり、ギターをひいたりそして、深夜放送を聞いて笑って、それから「もう限度だなあ。」と思ったらすぐベッドへGO!!そしてすぐぐっすり、ゆめの中へということになる。

 なぜこういうことになったか。それは、小学校六年の半ばごろかららしい。それは、ある友だちに、深夜放送を聞いてみろと言われて一時まで起きていたことがあった。そのころは、もうたまらなくねむくて、ねむくてたまらなかった。でも、そのころから深夜放送がおもしろくなり、ちょいちょい聞いた。それから中学校に入った。その後は、毎日のように聞いた。でも宿題は、山ほどあるのでそれが終わってからである。中学校にも深夜放送仲間はいた。同じクラスなので、話しもはずみ、いつしかギターもひくようになった。ほんとうにいい親友だと思う。

 夏休みには、二回ほどてつ夜をした。そして深夜放送を録音して、昼に聞いたりした。もう今は、ぼくとラジオは、はなせないほどになっている。考えてみれば深夜放送はよくない。体のために。でも、楽しむのにはいいと思う。けれど、なるべく聞かないようにしよう。そしてもっと、睡眠時間をふやして長生きしよう。

(「ギター」が出てきた。こんな文章載せられるまで長生きできてよかったね。2020.7/31)



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